発毛までの細胞分裂

髪の毛髪の毛は元々皮膚の一部で、手足の爪と似たようなものです。その成分は主にアミノ酸です。髪の毛が生えるまでにはまず、アミノ酸が毛乳頭に運ばれ、真皮細胞ができる必要があります。その後表皮では細胞分裂が繰り返され、頭皮の奥へと落ちていきます。落ちた場所で毛包ができます。それから落ちた表皮は真皮細胞を包み、毛母細胞へと発達します。以降髪の毛はこの毛母細胞から作られます。できあがった毛母細胞はメラニンを生成し、そのメラニンを取り込んで更に分裂をします。分裂した毛母細胞が毛細血管を通じて運ばれてきた栄養成分と結びつく事で、初めて髪の毛となります。

これらの細胞分裂が繰り返され、髪の毛は段々と表皮の方へと押し出されますこの押し出される動きが発毛です。ただ生えてくるだけと思われている髪の毛ですが、体の中ではこのような複雑な細胞分裂が行われていました。

薄毛やハゲなど髪の毛に関するトラブルは、これらの細胞分裂が正常に行われなくなり、髪の毛の成長が止まったり、新しい髪の毛が作られなくなる事で起こります。また個人差はありますが髪の毛は1日に0.4ミリ伸びると言われています。1カ月で1.2センチ、1年で15センチ程度伸びる計算です。細胞分裂が行われないと、髪の毛は充分に成長する前に抜け落ちてしまいます。