発毛の仕組み

髪の毛は爪と同じく元々は皮膚の一部です。細胞分裂の結果生み出された髪の毛は、更に繰り返される細胞分裂により徐々に表皮へと押し上げられます。これが発毛です。

ストレス髪の毛にはヘアサイクルと呼ばれる3年~7年周期のサイクルがあります。中でも一番重要で多くの割合を占めているのが成長期です。成長期では活発に細胞分裂が起こり、髪を太く長く成長させます。成長期にある髪の毛は全体の8割~9割とも言われています。その後髪は退行期を経て休止期に入ります。髪の毛全体の1割~2割が休止期にあたると言われています。休止期に入った髪の毛は成長が止まります。休止期は3カ月~4カ月続き、やがて脱毛期へと移行します。脱毛期は毛が抜け落ちる時で、個人差はありますが1日に50本~60本の髪の毛は抜け落ちます。抜け落ちる一方で通常は新しい髪の毛も生まれているため、髪の毛全体の量は変わりません。

しかし何らかの原因でこのヘアサイクルが乱れると薄毛の症状が現れます。薄毛の症状が出ている人は髪の成長期が短く、その代わりに休止期が長くなります。このヘアサイクルを乱す原因は様々あり、発毛を促すためにはまずそれらの原因をできるだけ取り除く必要があります。ストレスや乱れた食生活が原因となる事もありますから、ヘアサイクルを正常に戻すためにはストレスをこまめに解消する事やバランスの取れた食事を心がける必要があります。ヘアサイクルは数年単位で繰り返されているため、発毛を促す治療も長い目で治療を続ける事が大切です。